いやもうしんどい。リサが強すぎる。
犯罪絡みの実話系ってだいたいしんどいけど、ほんともうしんどい。語彙力の死。
もし私がレイプされて誘拐されたらこんなにも賢い行動が取れるだろうか、否、何とかしてこの犯人を亡き者にしてやろうと考えると思うし下手したら自死するかもしれない。たとえ年齢がいった今でも。
リサは賢く冷静に相手の心情を汲み取り対応し、辛い状況の中で戦うのがすごい。慌てずにどう子の魔の手から逃げこの男から離れるかを実行するリサが本当にすごい。
タイトルの通り、どうにかクソ男から逃げたリサが誰からも信じて貰えない。唯一信じてくれたラリーだけが聖者。それ以外の奴らはマジで土下座してリサに謝れ。せめてちゃんと謝罪しろ。
生きて帰るため、生きて帰ったあとに犯人を逮捕してもらうために細かく記憶していたのに、それを逆に「怪しい」と言い放つ警察よ、そんなんなら警察やめれ。
リサの祖母も祖母の彼氏も母親も誘拐レイプ犯も無能警官共もれなく私が全員グーパンチで地に顔を鎮めてやりたい気持ちが強かった。誘拐レイプ犯と祖母の彼氏に関しては、私の中の阿部定を呼び覚まして局部を切り落とす。(過激派)
ただでさえ辛い環境にあるリサが不幸にもレイプされて誘拐されて…。犯人なあまりにもくそ。未成年は困るぜ！とか言いながら若い女誘拐して好き勝手して～！！！お前のことは私が絶対にぶん殴るし生まれてきたことを後悔させてやる！ アン○ー・ハ○ドはこういう男相手にこそ戦いを挑んで女性を救えよ！！！(とばっちり)
単細胞な私がプリプリ怒っているというのにリサが賢くて強くて泣けた。苦しいことだらけで序盤、遺書のようなものを書いていた女の子とは思えぬ強さ。あなたは美しい…。
主演を務めたケイティー・ダグラスの演技力が本気でスゴすぎた。必死に涙こらえるところとか、悔しくて唇噛むところとか、胸にグッときた。トラウマに苛まれるところは一緒に泣いた。
私はもうケイティー・ダグラスのファンです。
最後のご本人登場でちょっと救われた。
