このレビューはネタバレを含みます
健太郎さんが何者で、なんで住み着いていたのかというオチはあるものの、全ての伏線回収をはっきりとやりきらないのがよかった。
息子と娘は健太郎さんの優しさみたいなものに気付いていた。息子は、いじめられていることにはっきり気付いていてくれたり。娘は、いつになったら上手に食べられるの!と母に感情任せに怒られてから、健太郎さんが同じような汚い食べ方をしてくれたり。
父や母の大切な資料や絵をぐちゃぐちゃにしたのは、前日絵を見てくれなかった娘だったのかなと思いました。息子が部屋を飛び出したのは、話も遮って聞いてくれない上に疑われて腹が立ったのかなと…
父と母は"ひき逃げができるような人間"この説明につきます