原作未読。
太宰治作品に興味がないし
太宰治作品が好きな人の小難しい話も苦手。
でも旅先でどうしても時間潰しが必要で
これしか合うやつなくて安藤政信出てるから観てみるかって鑑賞。
まず全体的に舞台調なセリフ回しが鼻について入り込めない。
次に作中（特に女性）の着付けが酷過ぎて気になって気になって仕方ない。
着付けも酷いけど着物と帯の合わせもおかしい。
（帯の格を上げれば着物の格も上がることもあるけどそういう意図のある場面じゃない）
ど素人がYouTube見ながら着付けしたんか？っていうレベル。
劇場公開作品としてお金取るならもうちょっとちゃんとして欲しい。
で、内容も良く分からない。
温室育ちのお嬢様がワルモノに惹かれてしまうのは分からなくもないし
貴族のお嬢様な母親が息子を溺愛して贔屓するのもまぁ分かる。
でも雑草育ちのあたしはそういう拗らせ系とな世間知らず系の話が好きじゃない。
そして全然面白いと思えなかったのは太宰治作品が自分には合わないというあたしの勘が正しいということなんやろう。
