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ザ・ラスト・マーセナリーの一人旅のレビュー・感想・評価

ザ・ラスト・マーセナリー(2021年製作の映画)
5.0
ダヴィド・シャロン監督作。

90年代に一時代を築いたベルギー出身のアクション俳優:ジャン=クロード・ヴァン・ダムが凄腕の傭兵に扮したNetflixオリジナル映画の新作です。

フランスを舞台に、訳あって身を隠していた凄腕の傭兵である主人公が、自分が父親であることを知らないまま育った生き別れの一人息子と国家の安全を守り抜くべく奮闘する様子を、ドジな外務省職員や息子の気のいい友人たちとの交流&共闘と共に描いた痛快アクションコメディとなっています。

周囲の電子機器を停止させる最新兵器を巡る欲深い悪党との攻防が見せ場で、カーチェイス、格闘戦、敵地潜入といったアクション&サスペンスシーンが豊富に盛り込まれていますし、主人公&息子の初対面父子が織りなすコミカルな掛け合い&共闘&絆も見所となった娯楽作に仕上がっています。

主演のジャン=クロード・ヴァン・ダム(還暦)が武器を持たずに闘うをモットーにしている凄腕傭兵を好演していて、ボルボのCMでも話題になった冒頭の大開脚や本格肉弾アクションを惜しみなく披露しています。さらに、ウィッグをつけて女装するというアクション俳優泣かせの笑撃珍百景も…。

蛇足)
マルグリット役は往年のフランス人女優:ミュウ=ミュウ。御年71歳で久々の映画出演ですが、まだまだ現役です。
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