ヤスマサ

アイス・ロードのヤスマサのレビュー・感想・評価

アイス・ロード(2021年製作の映画)
3.2
アイスロードと呼ばれる冬季に凍った川や湖の上を走る危険な仕事を請け負ったドライバーたちの姿を描いたアクション。
鉱山崩落事故の救出装置を、酸素の尽きる30時間以内に届けるため、既にシーズンが過ぎた危険なアイスロードをベテランのマイク・マッキャン(リーアム・ニーソン)ら3人のトラックドライバーと、マイクの弟で整備士のガーティ(マーカス・トーマス)の4人で挑む。

迷いや間違いが許されない、緊迫感あるストーリー。
依頼を請け負った運送会社のジム・ゴールデンロッド(ローレンス・フィッシュバーン)は、自ら運転する他にマイクとガーティ、もう一人タントゥー(アンバー・ミッドサンダー)を起用するが、それぞれ問題を抱えた連中だ。
事故に遭った作業員達を救うには、危険なアイスロードを通らなければならないが、マイク達の行手を阻むのは、危険な道路環境だけではない。
自然の脅威や思わぬ陰謀に、救出装置が1台、また1台と湖に沈んでいくと、迫る時間に絶望感が高まっていく。
マイクとガーティが、逆境を一つ一つ克服していくところが見もの。
兄弟の絆がテーマの一つだろうが、タントゥーのも含め、もう少し色濃く出してもよかったように思う。
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