恋したあの娘はガチのヤバ女だった⋯
もう恐ろしやです⋯。
人里離れた森の中⋯母親が働く精神病院で暮らす12歳の孤独な少年ポール。
ある日、ポールは重度の精神疾患で病院にぶち込まれた超絶美少女グロリアと出会い、一目で恋に落ちる。
グロリア「私は病気でねぇ！」と暴れ倒す→何度も脱走を試みるが、失敗→そんなグロリアとポールは保護した野鳥ロビーをキッカケに急接近→「友達になろっ！♡」グロリアからのハート付きお手紙をもらう→「是非お友達に♡♡」もちろんハートは倍返し→母にグロリアの病気について聞く→「相当ヤベェらしいからあの子には近づくな！」と注意される→そして、母は自分よりグロリアは綺麗か？ポールに尋ねる→答えに困ったポールは⋯「もう飯いらね⋯」→怒り狂う母。息子に執着するこの母親もかなりヤバスである。
近づくな！と言われたが、んなこと関係ねぇと仲良くなる→が、即バレる→「患者との接触はダメ！治療に関わることだからちゃんと守れ！」病院の先生からお叱りを受ける→グロリアは、幻聴・幻覚に悩まされ、自分だけの世界を生きる激ヤバ少女とのこと⋯。
ロビーのエサ探し→ミミズ大量捕獲→部屋に戻る→ロビーいねぇ→「鳥はどこ？」母に尋ねる→「鳥⋯死んでたからゴミ箱に捨てた。しょうがない、病死よ」→「はぁ！？さっきまで元気だった！病気なんかじゃね！」ポール、嘘だとブチ切れ→ゴミ箱を漁る→そこには変わり果てた姿のロビーが⋯
その晩、ポールは病室の鍵を持ち出し、グロリアの部屋へ→2人は病室を抜け出す→「どうしてここに？」グロリアに尋ねる→グロリア曰く、死んだ両親の財産を狙う伯父に騙され、病院にぶち込まれたとのこと→自分は病気じゃね！大人に騙されたとグロリア→「人を騙す時、優しいフリをする⋯」→「僕は騙したりしないよ⋯」→そこへ先生がやってくる→「何してる！！さっき話したよね⋯忘れたの？てか、なぜ外に？ポールが開けたの？」→答えに困り、パニクるポール→次の瞬間⋯ドーン！！！！
なんとグロリアは、階段から先生を突き落とし殺害してしまう。
慌てて病院から逃げ出す2人。
そしてここから、世にも恐ろしい⋯暴力と狂気に満ちた愛の逃避行がはじまる⋯
「変態村」「地獄愛」に続く『ベルギーの闇の3部作』の第3段。
いやぁ～被害妄想ヤベェな 笑 鶏がスパイって⋯
止まらぬ狂気の大暴走。窃盗、放火に殺人⋯とんでもねぇキチガイ女にハマってしまい、抜け出せなくなった哀れな純朴少年。後悔すでに遅しですな。
おどろおどろしくも美しい映画でした。
あまり期待してなかったが⋯意外と良かったっス！
「変態村」と「地獄愛」この2作は観るかどうかずっと悩んでいたが⋯3部作ってことなんで、観てみるかな。
