スーパーマン映画としては正直０点。
リチャード・レスターの映画としては上の上。
楽しげにヴィランを演じてるロバート・ボーンがイカすし世界地図が何故かいっぱいあるアジトは００７っぽくていい。オープニングのドタバタも楽しい。アネット・オトゥールはトウのたったオバサンなのにキュート。同窓会でのクラークのダンスうける！いいとこ上げてたらキリがない。
でもお話はコーヒー相場をちょろまかして小銭稼ぐ悪党をこらしめるだけなのよ笑（話が大掛かりな割に悪役の動機がしょぼいのも００７リスペクト）
この映画の後のレスター作品、通好みなキャスト以外に見どころのない「マネーハンティングUSA」、三銃士２部作の蛇足的三作目「新三銃士」、ビートルズ映画のおまけ「ゲット・バック」。長生きしてるんだからもう一本くらい楽しいやつ作ってほしかった。
アイデンティティクライシスを起こしてスーパーマンとクラークが戦う下りで一瞬背景にブレードランナーのポスターが映る。
