日常の切り取り方がすごく自然で、特別何かあるわけではないけど説明がないので理由がわからず逆に最後まで目が離せなかった。
誰かの人生を一歩引いた目線で見てみるとそんなものなのかなとも思わせられた。
色んな登場人物がいて人間関係があるので一言では説明しきれないのだろうから。
ただ、主人公が喪失感を笑顔で乗り切るってところは共感できなかった。
周りの人達が彼女を励ますところは優しさを感じるし素晴らしいとは思ったけど、人の暖かさというよりかは作られた感じがしてしまった。
自分は悲しい時はほっといてほしいし、どんだけ優しくしてもらっても、次々と人が関わってきても笑顔で対応しきれないと思う。
程よい距離感が大事だと思ってしまうので。
これは考え方の違いなのか、むしろ考えすぎなのか。
マスクは徹底しているのにリコーダーの回し吹きはいいのかなって思ってしまったけど映画だからまぁいいのかな 笑
