ジョン・スーツ監督。SFばかり撮っていますが、定評があるとは思えないんですけど…。それでも「アンチライフ」まずまず面白かったですけど。
ずっと船内でシステム復旧などに終始しているし、疑心暗鬼からの心理サスペンスに重点を置いているのでSF的な派手さはありません。
衝撃的な事が起きて事件は次々と起きるのですが、淡々とした感じで恐怖などが伝わって来ないのが難点。
それでも中盤までは面白かったですが中盤から展開が変わってからは、大体そこからの展開というかこの手のSF映画のお決まりな感じで読めてしまい驚きは無かったです。
当然なんですがオマー・エップスさんは歳を取ってイメージが変わりましたね。未だに「BROTHER」のイメージがある私には、随分とシブくなったなぁという印象。
私には合いませんでしたが、好きな人は好きなSF作品とは思います。
閉鎖的な空間はよく表現出来ていたので、絶望感がもっと伝わってくればと思いました。