niamey

リバー・ランズ・スルー・イットのniameyのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

常識と教養があり秀才である学者肌の兄と、人懐こいがどこか危うげな芸術家肌の弟という対称的な兄弟が登場する。

家族を扱ったドラマ映画に分類されるのだろうか。フライフィッシングを通して、無言の内に互いの絆を確認し合うシーンは隙がなく、羨望の念すら覚えた。

終盤で全ては兄の回想だったと明かされる。弟を救えなかった後悔もまた、川の流れに攫われていったのかも知れない。
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