寝るのだいじ

リバー・ランズ・スルー・イットの寝るのだいじのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

アメリカ西部の田舎で、川釣りとキリスト教を通して自然の美しさや恵みを感じ、兄弟の成長を見守りながら情緒的に引き寄せられる話。

純粋に、何の邪心も持たずして田舎で育つと自然の美しさを感じながら、良い歳の重ね方をするのだと感じた。
映像がひたすら心地よくて素敵だった。
自分の力を誇示することなく、粛々と生きること、直向きであること、そうすれば幸せであれるという昔の価値観の良さを感じる。

ポールはギャンブルにはまったり、最期が拳銃で殴られたり、刺激を求めると危ない目に遭う。自然の穏やかを尊ぶことが、自然に生かされている人間のあるべき姿のように思える。