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仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦のblancoのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

◼️ 歴代全員集合のお祭り映画
ラーダーvs戦隊でヒーロー同士が潰し合う


ライダー作品はほとんどわからない、レンジャーでまともに全部見たのはゴーカイジャーぐらいであとはなんとなくわかるのが数作。それでも大体のことは気合で乗り切ればわかる感じ。
でもストーリーの主軸になるディケイド、もしくはゴーカイジャーどちらかのキャラクター・作品の性格?特性?がわからないと理解できない部分はあるかもしれない。というより知ってるとより楽しめると思う。

メインビジュアルのメインで映っているフォーゼとゴーバスターズは素面シーン短め。話の進みもディケイド、ゴーカイジャーのメンバーが主。


ゴーカイジャー側はマーベラス(小澤亮太)が敵側に寝返っている理由を聞かされていないため他のメンバー、主にジョー(山田裕貴)とハカセ(清水一希)が心を痛める。
ディケイド側は門矢 士(井上正大)も敵側にいる理由を明かしていないせいで海東 大樹(戸谷公人)がメンヘラをこじらせる。


マーベラスは悪役要素が似合う!このポジションはゴーカイジャーが他と比べて正統な思想のヒーローではなく海賊であり、マーベラスが尊大で食えない性格だからこそはまっているのだろうなと。
だからこそマーベラスが悪と手を組んでいるのは何か考えてのことなんだろうなと理解もできるからジョーの葛藤もよくわかった。


海東vsジョーの素面バトルのシーンはかなり好き。
マーベラスとジョーの対話もかなり良い…
戦隊側のヒロインはルカとアイムが早々に退場してしまうのでハカセかと思いきや、後半だんだんジョーがヒロインに見えてくる。
悪側にいるマーベラスの貫禄というか、オーラがあっていいですね。
ディエンドの戸谷公人さん、泉比奈役の高田里穂さんは初めて拝見したけど好きだなと。


ストーリはわからない部分やだいぶ強引なところもある。
ゴーカイ、ディケイド以外のファンだとやはり尺の問題で途中かなりあっさりやられてしまう推しヒーローを見ることになってしまうので少し残念な気持ちになるかもしれない…
電王の人気具合がなんとなく見えた気がする。

最後の決戦のシーンはライダー・戦隊が歴代全員集合なので笑っちゃうぐらいたくさんのヒーローが見られる。
敵の数に対してヒーローが多すぎて少し卑怯に見えちゃうくらいいる。絶対負けない安心感はある。

当時の記憶はおぼろげでも年代別の同時期放送のライダー、レンジャーの共闘は感慨深いものがあった。


ジョーの出番が多くて演技も好きなのでそこで評価高め。
山田裕貴さん、ジョーが好きなら見て損はないと思う。
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