りゃきち

アリスとテレスのまぼろし工場のりゃきちのレビュー・感想・評価

4.0
試写会で鑑賞。

前知識はMAPPA制作初オリジナル作品というだけで試写会に応募。
落選してても鑑賞予定だったので当選して嬉しかった!

あらすじも声優も知らずに鑑賞。(映画鑑賞する時は大概予備知識なく行く)

だから序盤は理解が追い付かなくて、“???”だらけだった。
隣の知らないお姉さんはこの段階で夢の中に誘われてしまったw

中盤から終盤にかけて伏線が回収されて、ワクワクしたし楽しかった。

投げ掛けてくる感情が多くて何が正解で何が誤りなのか悩む。
ただこの悩みは大好きなタイプ。
頭の中がグルグルと思考し始める。

まぼろし工場がある町の存在意味
変化、未来、愛、夢、希望。
すべて表裏一体がある。

彼らは彼らなりの答えを出した。
それが正解なのか誤りなのかは分からないけど、気持ちは共感できた。

単純に分かりやすい作品ではないので小さい子供が観るには難しいかもしれないけど、制作がMAPPA!やっぱり作画がキレイ。スクリーンで観る価値あり。

自分と向き合いたい人には何かを与えてもらえる良い作品だと思う。
りゃきち

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