このレビューはネタバレを含みます
小説読んでから見た。
小説で表現出来ないことを映画で見せてくれて、映画で説明出来ないところを小説で書かれているみたいな感じでよかった
工場の中とかヒビとか神機狼とか見たかったのが見れた!工場は思ったより光が差し込んでて思ったより明るい感じだった!
小説であったアリストテレスの言葉が、映画では哲学者になってた!
変化が起こらないよりも消えて死んでしまった方が生きてる感じがする
変化が起こらないように見えても、その中でもその中でしか起こらない変化はしていて、生きてたって感じがする
生きてても、ずっととらわれてて死んでるみたい、でも生きてる
どんな風に見えても、死んでしまっても、私達は結局ずっと生きているんだなーと思った
死って今は物凄く悲しい事っていう捉え方だけど、
そろそろ人類はその認識を少しづつ変えていくのかもだなーと最近よく感じる
死や何か別のものを恐れすぎて、おもいっきり生きられない人がたくさんいる。全て大丈夫だからおもいっきり生きたい。みんなも。でも別に思いっきり生きなくても、生きているんだけど。
好き、大嫌い、痛い、居たい
恋愛のこの価値観は私も似てるなーと思った
恋愛関係って好きだけじゃない感じがしてる
神機狼がヒビを埋めるところは、同調圧力みたいな空気感や、自分の中でやりたいことをなにかの理由やめんどくささで消しているのを、目で見れているみたいで面白かった。自分の中の葛藤みたいなものを見せてくれているみたい。
あと、元々の自然界にあるような親子の関係というかシステムもかかれていた
親は子供に世界のいろいろを教えて、1人立ち出来るようにするんだったなー
睦実が「この向こうに~~が待ってる」って言ったところのホントの両親とこれからあなたの人生で出会う人々みたいな事を言ってるんだろうけど、もうその発言が親になっちゃってるなーと思った。守るってのと、楽しさを教えてあげるのと、さらに送り出すってのをよいバランスとかタイミングでやってあげたいっていう親心が親じゃないのにでてたな。
魂や体や種や細胞や宇宙やなんかいろんなものがとにかく生きたいんだなーと感じた映画だった!
複雑な複雑な複雑な感情ってあるよねーって映画でもあった!