猫屋レオ丸

アリスとテレスのまぼろし工場の猫屋レオ丸のレビュー・感想・評価

2.8
はっきり言って単調な印象が否めない作品。役者の演技、画の魅力、設定の象徴性などそれぞれの部品の質は高いが歯車がうまく噛み合っていないのだ。押井守の『ビューティフル・ドリーマー』に呼応するような内容であり、背景にバブル崩壊後の日本社会の停滞や311やコロナ禍の経験が背後に感じられる。2023年に現われる必然はある。
猫屋レオ丸

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