ryutalos

アリスとテレスのまぼろし工場のryutalosのレビュー・感想・評価

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生きているという感覚を取り戻す、長い旅のような作品であったけど、
何もかもが無意味のように思える世界で、本質的な生を求める姿は、これまでの色んな映画の中の存在とダブりぐっときた。
個人的には「フリーガイ」の世界観とも通ずるものがあるように思えた。

「人間のように生きていることを求める」本作に出てくるのがアンドロイドでも、AIでもないのは、我々自身が死んだように生きていたこれまでから、もう一度動き出すのに適したメタファーが、人である必要があったからかもしれない。
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