とし

グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦!大海獣のとしのレビュー・感想・評価

3.0
永井豪によって生み出された、グレンダイザー、グレートマジンガー、ゲッターロボGが登場するロボットアニメ…劇場版オリジナル作品です。

人類による海洋汚染が原因で誕生してしまった、大海獣ドラゴノザウルス。複数の龍のような首を持ち、胴体部はクラゲのような形態をした、化物だ!龍の首を切断してもすぐに生えてくるし、ミサイル攻撃でも全く歯が立たない。そんな怪物を倒す為、日本を守るスーパーロボット達が手を組んだ!…という内容ですね。

うーん。何でここまでするのに、マジンガーZが出ないんだぁぁぁ!スペイザーに乗ってる場合じゃねぇぞ、兜甲児!それさえ実現されたら、プラス一点あげても良い(笑)!

普通、のどかな日常が映し出され、事件が発生!って流れじゃないですか。今作は、いきなり海底調査船が襲われたところから始まってビックリ。早乙女博士が襲われた船の名を連呼していましたが、何の事なのか頭の中がハテナで一杯でしたよー。

研究所から ちょろまかした超合金を加工してボスボロットの海底移動用アイテムを作る、ボス。…何の装備も無い施設で、そんな物を作り上げられる(てか、よくそんな硬い金属加工出来たな)って、やっぱり天才じゃね?!

複数の再生可能な首を持ち、胴体にも顔があり、空も飛べるドラゴノザウルス。もう、突然変異とか進化とかのレベルを完全に凌駕してるよね??

皆がお互いを「…君」と呼ぶのもアレですが、甲児がデューク・フリードに「大介さん」と『さん付け』で呼ぶのが、かなり引っかかりました。子供の頃は気にしなかったけどなぁ。うーん、大介さんは格上の相手なのか…。

ドラゴノザウルスを倒すのにガスタンクを勝手に使ったりと、街はかなりの大被害だよねぇ。それに加え、あの寂しいエンディング。もうちょっと爽やかに終われなかったのか…。
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