最高に楽しかった…!
個人的には『トップガン』よりもこちらの方をアクションエンタメ超大作として推したい。
歴史を描いたノンフィクションを基にしながら、ここまでエンタメに仕上げることができるのはさすが韓国映画の手腕。国内ランキングトップにこういった骨太映画を持っていけるのは本当にすごいことだと思う。
軽々しく言っていいことなのか分からないけど、韓国と北朝鮮の関係性って、やっぱりちょっとずるいと思ってしまう。ドラマチックな展開を生む一つのエッセンスになっていて、あのほろ苦いエンディングなんか、ほかの映画でもよく見るシーンであるのに結局胸を熱くさせられる。悔しい!
最初から結末が想像できるキャスティングも良し、連なる車の中を連続で映していくユニークなカメラワークも良し、韓国人俳優のみならずモガディシュの俳優、エキストラの使い方も良し。良いことづくめの最高の映画だった。
エンドロールに「ScreenX」の文字を見つけ、本場ではこれが3面で楽しめるのか…と羨ましすぎてまた悔しい。