モガディシュ　脱出までの14日間のマンハッタン狩猟蟹のレビュー・感想・評価

南北問題、実話ベースという事で、勝手に重い内容を想像していたけれど、両大使館の面々や思惑をコミカルに描き、のっけからその予想を裏切ってくれた。シリアスな場面と、軽妙なタッチのバランスも良く、これぞエンターテイメントといった作品。面白かった。
もし、死んだ人間等が実話に基づいてあるのであれば、北の某登場人物の死は、脱出の意見を取りまとめる為の邪魔者故に、混乱に乗じて排除された（口裏合わせて死因を偽装された）結果ではないかと、勘繰っている。