シロ

モガディシュ 脱出までの14日間のシロのレビュー・感想・評価

3.3
政府軍が正しい、とか反乱軍が、とかじゃなくて、子どもが平気で銃をぶっ放す戦場というものがただただ恐ろしい。とにかくここから逃げなければいけない。イタリア大使館に向かう道中なんて怖くて泣けてきてしまった。助けたほうも助けを求めたほうも英断だったと思う。どこか遠慮がちな大使同士の控えめな友情に胸が熱くなった。非常事態では無秩序で道理が利かなくなる。でもそういう時こそ人間の真価が問われるんじゃないだろうか。
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