このレビューはネタバレを含みます
キャストが良いのに勿体無い気がした。
警察の描かれ方が一昔前のようで、今どきこんなだったら大変なことになるのでは、と一気に冷めてしまった。
阿部寛演じる成瀬司は完全にアウトなやり方をしているし、とはいえ疑わしい人がいるというのであれば警察は一応確認をしなさいよ、思うのは自分だけだろうか。
音楽隊側の話もなんだか最近見たな、と思ったら、『リバーサルオーケストラ』っぽい感じで、つまりはよくある復活劇だなと。『リバーサルオーケストラ』とは違って、こちらは復活できる理由はまったくわからなかったけれど。。。
犯人確保のシーンについては、杜撰にも程があるのでは? お遊戯会でもあるまいし、「こいつが犯人だー」とかやってる場合ではないだろう。
やれやれな映画だった。残念。