このレビューはネタバレを含みます
良い意味でご都合主義、王道のストーリーだけどそれがよかった。
阿部寛は偏屈な役が似合うな。変化していく様もよかった。
ただ、問題のある主人公が変わっていく過程で自分より若い女性が寄り添ってくれる。子持ち女性が仕事と子育ての両立に悩む。このへんはありきたりというかジェンダーロール通りだなと思う。
磯村勇斗、高杉真宙などの周りの人達とも徐々に信頼関係を築いてはいたが、春子だけ妙に最初から面倒見が良いというか…
音楽はどこでもできる。これは素敵なことだが、本当は音楽隊を続けたかったのに辞めざるを得ない。でも音楽はどこでもできる。これは本当に救いのある展開なのかなあ。