見るからに百合映画のやつ。でもこれは全然百合萌えしないな…笑
でも破滅エンドは嫌いじゃないぜ。
レビュー書いてる人65人しかいないし別にどうでもいいんだろうけど、割とネタバレしたら台無しなやつ。
農家の疾患持ちの父を持つ16歳の娘。
何の発展もない日々に絶望しつつ、たまに会いに来てくれる親友の子に救われてた。
だがある日転機が。
友達の内はただただ仲良いのに恋人になるとやっぱり嫉妬と憎しみが渦巻く。
なるべくしてなってしまう展開に、何とも言えぬ映画的快感はあった。
まあこの映画、とにかく不快なのがフィリピン特有の小汚い感じと皆本能で生きてる感。やっぱ日本で生まれ育った温室人間からするとこういう生臭い描写はキツい。
勉強にはなるけどね。それに自分がどれだけ恵まれてるかってことの再確認にもなる。
幸福度は日本よりフィリピンの方が上だろうけどね…
科学が進んでないから警察の捜査の適当さが半端ない。
とりあえず困ったら殺して解決みたいになってもはや殺人狂だけど、全然捕まる様子もないのがすごい。
雇うときとかも特に身分証とか確認しない感じなのかな。
ただのどうでもいいエロ映画なのかなと思って見てたけど、最後には辛うじて芸術性を感じ取れる、監督の拘りを感じた作品でした。
