落ち目な俳優ニックのスターであり続けたいとするプライドや呪縛、そんな柵から解放する大富豪ハピとの交流、そして誘拐事件。と、こんな自虐的物語でギラギラ自分を演じてるってのがもう答えやし、全てを愛し受容れファンに届ける…
まだ伝説の途中ファッキン！に泣いたw最高！
コン•エアー 、フェイス/オフなど絶頂期の栄光を懐かしんでる様で、どこから世代にも愛を再確認させてくれるオールタイムケイジな懐の深さ！
そして作品の価値はハリウッドが決めるのではなくファンや俺だ！をハビとの可笑しな親密や事件に巻き込まれながら叫ぶ…やっぱりニックは稀代のスターだねw
偉大なキャリアに敬意を払う〝私たち〟の代弁者でもあるペドロ•パスカル演じる大富豪ハビ。彼の愛嬌たっぷりな魅力が憂鬱なニックの笑顔を取り戻すブロマンス的な戯れにひたすらニヤニヤw
そんな二人が高尚なんてクソ食らえ！と90年代大作からB級映画まで全て愛して放つエネルギーは今なお全盛期！
自分は2010年辺りからの量産ニコケイB級映画を数えるほどしか観てないので特に90年代の大作出まくりな頃のイメージとだいぶ変わったな〜って思ってたし、何ならその時代を今は嫌いなのかな？ぐらいに感じてたけどw全然そんな事なかった。
ニコケイは何も変わってない！ってのをこの映画が教えてくれた。
