初鑑賞です。
吹替版を観ました。
大塚明夫さんの担当するニコラス・ケイジさんが好きなので。
すごく楽しかったです😊
友情物としても、家族物としても、映画についての映画としても好きです。
①良かったところ
・冒頭
『コン・エアー』鑑賞中に襲われる人たちからスタート。
その後はニコラス・ケイジさんの日常が描かれるので、「冒頭のシーンとどう繋がるのだろう?」と期待しながら鑑賞しました。
・ハビとの交流
友情を育む様子が微笑ましかったです。
好きな映画について語るシーンが特に良かったです。
好きなことについて話すこと、その楽しさを再認識しました。
意気投合する過程が心地よかったです。
また、スターとファンの交流物としても好きです。
ハビがニコラス・ケイジさんを敬愛していることが伝わってきました。
2人が仲良くなればなるほど、「ハビが本当に誘拐したのかな?」とドキドキしました。
友情からの敵対からの共闘が熱かったです。
・もう1人の自分
基本的にテンションが高くて面白かったです。
狂気があり、怖くもありました。
「もっとやれる!」と発破をかけてくるシーンは英語音声でも観ました。
・ニコラス・ケイジさんが出演された作品
父娘の描写が軸になることを冒頭の『コン・エアー』が示唆しているようでした。
『クルードさんちのはじめての冒険』も観たことはありましたが、ニコラス・ケイジさんが声優を担当されていたと知らなかったので驚きました。
また、『不機嫌な赤いバラ』や『フェイス・オフ』など未見の作品も多く、観てみたくなりました。
・『カリガリ博士』と『パディントン2』
どちらも観たことがあるので、面白かったです。
特に『パディントン2』を通した交流が良かったです。
ハビの勧めで鑑賞してニコラス・ケイジさんが感動するシーンにグッときました。
そして、娘とのラスト。
「お父さん、良かったね。」としみじみしました。
・応援してくれている人もいる
ファンから過去の出演作について賞賛される。
もちろん一般の人に起こるイベントではありませんが、ある程度の普遍性があると思いました。
「もうダメだ……」と自分を卑下していても、認めてくれている人がいる。
そんな優しさを感じました。
・その後の展開を示唆するアイテム
2丁拳銃やナイフが事前に映されるので丁寧でした。
何度もナイフが映るのは、しつこいかなとも思いましたが。
ただ、いきなりナイフが出てくるよりは好きです。
・劇中の映画につながる
ハビとの脚本の話を聞いていると、まさに本作での出来事と重なっていました。
どうやって合流するのかとワクワクしていましたが、あんなに流れるように表現されるとは……
きれいでした。
・家族についての物語
誕生日パーティー後の元妻との会話シーンがきつかったです。
「しっかりして。」というシンプルながらも強烈な言葉。
これは堪えるなと。
その後に活躍したお父さんが信頼を取り戻し、仕事と家庭のバランスを取る着地が良かったです。
娘との思い出と重なるラスト。
素敵な終わり方でした。
②まとめ
とても楽しかったです。
観て良かったです🙇♂️