SaYA

戦場のピアニストのSaYAのネタバレレビュー・内容・結末

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

久々の2時間もの。実話を元にした物語。
少し長かったけど、見て本当に良かったなと思った。
終盤のシーン本当にグッときます。
良い意味でも悪い意味でも、とても記憶に残る、そして目が潤む映画だった。
ユダヤ人という理由だけで迫害されたという事実は本当に腹立たしいし、忘れてはいけない。
彼らの自由を奪い、尊厳を奪い、人生と命までも奪ったナチスドイツ。
どれだけ酷いことをしてきたか。
しかし、あの厳しい状況下でもユダヤ人を匿う人達の優しさ、ドイツ人将校の思慮深い行動には胸を打たれるものがあった。
あの行動に違和感を抱き、自分たちの命も顧みずユダヤ人を助けるその姿勢本当に素晴らしかった。

あのユダヤ人将校は、実際敬語で主人公に話しかけていたらしい。
そして、最終的なら彼の悲しい運命。
これが戦争だと改めて強く感じることが出来た。
SaYA

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