夢の国のやまの

戦場のピアニストの夢の国のやまののレビュー・感想・評価

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)
4.0
映画の間は本当に希望がみえない。
あんなに幸せな家族が、理不尽に人種だけを理由にどんどん不安かつ恐ろしい状況に追い込まれていくのはみてられなかった。
自分だったら…。と。
前半だけでもこんな感じなので、話の中盤から主人公が生きていくために苦境を潜り抜けていく様子も本当に辛かった。

彼はどれほど家族を想っただろうか、てゆうか想えるほどの余裕もないような状況だったのではないか。
自分のアイデンティティーの一部であるピアノを思い切り弾けたときはドキドキしながらも少し安堵した。