このレビューはネタバレを含みます
家族が列車に乗せられていっちゃうシーンとか、道端にある死体とか、撃たれて倒れていく人とか、思い出しただけで酷く悲しい
シュピルマンさん一家の暮らしがどんどん暗くなって閉じ込められていく様子が本当に辛い
戦時中は皆んな異常なんだな
助けてくれる人もいたね
でも最後は全て皆んな関係なく死んでしまった
ユダヤ人もポーランド人もドイツ人も
生き残れて良かったなんて簡単に言ってはいけないくらい過酷だった
優しかった人も死んでしまった
戦争は絶対だめだ
ゲットー、あんなに狭いところに閉じ込められたのか
優しかったドイツ人将校も収容所?で死んでしまったのね
シュピルマンさんも必死だっただろうからね
はあ
ピアニストが音を立てずに過ごすことも、ピアノを弾けた瞬間も、対比というかなんというか、なんとも言えない気持ち
彼に限らずこんなことが人の数だけあったんだな
辛い
最後オーケストラで演奏してるシーンで、ああ、ここの人達はあの過酷な時代で傷付きながらも生き残った人たちなんだな、としみじみと感じた
隠れ家で世話するって言ってしてくれなかったあいつもなあ
戦時中だし元々悪いのはナチスドイツだから責められない
抵抗もせず撃たれてしんでいく人
耐え忍んで隠れて飢餓状態、極寒で生きる人
自分だったらどうするだろうとか考えてしまった
世話になった人、身内がどんどん死んでいく
はあ
今映画を見ている私達はいつ終わるのかが分かるけど、終わりの見えない辛い暮らしは苦しすぎる
空腹すぎて倒れるなんて今はほとんど考えられないけれど、戦争となると不思議ではない
悲しい辛い
戦争なんて絶対ダメだ…
そりゃ母国に帰ってこれても、心は戦争に行ったまま帰ってこなくなっちゃう人もいるよな
酷いことだ
エイドリアンブロディさんの演技、すごかったです
こういう映画は作るにも色んな配慮とか考証が必要になるから大変だな…
その場を生きていなかった後世にも残すために必要だと思いました
全てを理解することはできないとしても