ももぞう

戦場のピアニストのももぞうのネタバレレビュー・内容・結末

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

見なければいけないと思いつつも目を背けていた映画。
実話に基づく映画であることも、ポランスキー監督自身もナチスによる迫害を経験されていた方だったことも知らず、鑑賞後にショックを受け過ぎて調べたことで知った。

今まで普通に歩いていた人が次々に殺されていく様子、道端へ常に遺体がある様子、善悪関係なく、人種だけで判断されてしまう愚かさがこれでもかというくらい描かれている。
一方で、知人に裏切られたり敵国軍人に助けられたりと、人種や国によらず善悪は存在するため、偏った思想は非常に危険であるというメッセージ性も感じた。
あの極限状態で自分以外の存在を気にかける余裕があるのかと問われると、自分は答えられない。
ももぞう

ももぞう