ちひろ

戦場のピアニストのちひろのレビュー・感想・評価

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)
5.0
シュピルマンの息子が地元の大学で教授をしているという衝撃の事実を後輩から聞かされた(笑)
モンスターものでの残酷な描写は慣れていたが、ユダヤ人の虐殺シーンはあまりにも生々しく、ショックを受けた。
前半嫌という程人間の汚い部分を見せつけられたため、暖かい心を持った将校の行動には本当に心を動かされた。
観終わった後将校のことをネットで調べまくったが、ユダヤ人保護を積極的に行なっていたそうだ。
狂った時代、世界にいてもそれに流されることなく道徳心を持ち続ける間はいるのだなと、強く感じた作品。
ちひろ

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