さや

戦場のピアニストのさやのレビュー・感想・評価

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)
3.5
幾つかのホロコーストを題材にした映画を見てきたけど、強制収容所等で残虐な扱いを受ける部分を見せる映画では無く、この作品は逃亡劇という事でサバイバル生活を中盤から後半まで深く描かれていた。前半で見せていた壁の外側の世界の華やかさから一転して荒廃した世界への変貌は兵器の恐ろしさが伝わる。
荒れ行く世界で鳴り響く美しいピアノのメロディはとても切なく心に残る。
実話という事でより戦争の恐ろしさを知る事が出来るいい映画だと思う。
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