ぉゅ

戦場のピアニストのぉゅのレビュー・感想・評価

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)
3.6
2020年 鑑賞
ワルシャワでのユダヤ人迫害を受け、ユダヤ人の強制収容所送りの中、主人公・シュピルマンは友人に助けてもらったが、家族とは離れ離れに... その後ユダヤ人居住区での強制労働に就くも、友人を頼り逃げ出し、そこからは空腹や栄養失調に耐え逃亡の繰り返しだった...
戦争作品故、たくさんの人が殺される。子ども、女性、高齢者など関係ない。非道で辛い... しかもこの辛い時間軸が長い!戦争作品だからこそなんだけど... しかし、それこそがギャプや振り幅になり、ピアノの演奏こそが最大の救いになる。冒頭のレストランでの演奏も良かったが、終盤の缶詰の後の演奏、すんげーいい演奏!あの人にみつけられても、ピアノを弾き続けている。EDの演奏も感動した。その助けてもらった人も、状況が変われば... 戦争作品は綺麗なストーリーではないからこそ、賛否分かれそうな作品だ。でも、それ込みで観ても、いい作品はいい作品だと思う。
廃墟や荒廃した街並みも凄く、圧巻でもあるが、素晴らしく綺麗だった(廃墟好きなので、綺麗と表現しましたが、悪意も皮肉も全くないので...)。

910(20-37)
ぉゅ

ぉゅ