クロキ

007/サンダーボール作戦のクロキのレビュー・感想・評価

007/サンダーボール作戦(1965年製作の映画)
3.9
今回のジェームズ・ボンドは前半から格闘多めで激闘が予感された。

しかしいきなり背筋を伸ばすマシーンを敵にスピード最大にされ危機に陥る。これは見た目も恥ずかしい。さすがにお冠だったのか仕返しは倍返しぐらいだった。

今作の任務は1作目から顔を出していたスペクターによって奪われた核を取り戻す通称サンダーボール作戦である。ただ、たしかにスペクターは悪いとは思うが訓練で本物の核を乗せるのは危険だし隙を見せ過ぎだと正直思う。

敵は水中で核を運ぶため基本水中戦が多くなっている。水中での正面からの団体戦はあまり見たことがないので結構見応えがあったが、数人でもいいから正面と後方から挟み撃ちにしても良かったんじゃないかな。

今回もOO7は任務を達成し傍らには女性がいる。仲良く一緒に飛行機で回収、いや飛行機のスピード速すぎじゃないか?体壊れてしまう。

余談で、OO7ではスペクターのボス通称No.1が登場するのだが、彼は顔を出さず膝に猫を抱き撫でている。この構図は幅広い分野で何度も見たことあるが元ネタはどうやらこれらしい。やはり映画は見るべきだなと改めて再認識した。
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