ささき

007/サンダーボール作戦のささきのレビュー・感想・評価

007/サンダーボール作戦(1965年製作の映画)
3.0
007シリーズ4作目となった本作。
ゴールドフィンガーでは影を潜めていた、謎の組織スペクターが2作ぶりに登場。
相変わらず、No.1は謎に包まれたままだが、ボンドがNo.2とついに対峙する。

NATOの原爆を奪ったスペクターが、英国と米国に対して、金銭取引と爆破テロ予告声明を出す。整形の質は現実とは違えど、ここまではスパイ映画としてとても良かった。

港町を舞台にした本作は、アクションシーンの殆どが、船上または水中で、動きが遅かったり、マスクをキャスト全員が着用していたため、どこにボンドがいるのか?No.2はどこにいるのか?が分かりにくく、いまいちアクション映画としての満足度は低めに感じた。
また、個人的に好きなQの発明品の新作が登場しなかった点も個人的にはもの寂しい。
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