まいたらしえくらん

春の目ざめのまいたらしえくらんのレビュー・感想・評価

春の目ざめ(1947年製作の映画)
1.0
生活をきわどさとしてしか言語化できない母親に杉村春子の人のいい愚鈍さがぴったり。しかし言いたいことを言わせるのは(もちろん)飯田蝶子。
「いけないっていったって好きなものはしかたない」というのはまさに芸者口だと思うんだけど成瀬、ふつうに遊び人だったのか?それとも芸者に共感してるほうの男だったのか?成瀬組の数少ない弱点は雨だなと感じた映画でもあり。