人類は宇宙に新天地を求めていた。使命を担った探査船ダーク・スター号は、発見した不安定惑星を爆破して回りながら宇宙を彷徨っていた...
1974年のSF映画。
ジョン・カーペンター監督の長編デビュー作品。
なんか...凄い映画ですね(語彙消滅)
宇宙や船内、宇宙服、今観ると小道具や映像は、非常にチープではありますが...
雀の涙ほどの予算で、壮大な宇宙を舞台にした物語を作ろうとした努力が伺い観る事ができます!
未知なる“宇宙”への憧れや、思考を創造して具現化する事が現在よりも“自由度”が高いように思います。
ビーチバレーに手が生えたような謎の生物や、冷凍保存されたままの船長、対話する爆弾とのデカルトの『我思う、ゆえに我あり』を交えた対話(これはもう少し聞いていたかった)...など細かくも斬新な世界観がじわじわときます!
ラストシーンが、“絶望”なのに“幸せ”を感じる事もできる...少し不思議で凄くエモい終わりでした...ただのチープSFと思っていたら...これは“迷作”で“名作”なのかも知れないが...
私には観て理解するには“何万光年” 早い映画だったかも...