DTP屋の柴犬

ホラーマニアvs5人のシリアルキラーのDTP屋の柴犬のレビュー・感想・評価

3.0
1983年舞台を思わせる演出がこれでもかと詰め込まれていて、その年代のドラマや映画を観ている人達にはくすっと笑える要素が盛り沢山。「こういうのあったあった~!」となりながら笑って鑑賞するのが正しいのだと思う。当時のセオリーを盛り込んでいるのだと理解出来ても、現代舞台の映画しか観ていない人達からすると「サムい」の連続だろう。

80年代の作品をしっかりと観られていない私からしても後者の感想の方が大きかった。グロやシリアスの直後にコメディ要素を入れたりなど…怖がるべきなのか笑っていいのか、かと思えばB級あるある「そうはならんやろ」祭り。気持ちが追いつかずに何だか中途半端なままクライマックス。

この映画の紹介文はストーリーよりも80年代あるある詰めましたってところに主軸を置くべきなのだと思う。そういう意味では楽しめた。