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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェストのmoviemanのレビュー・感想・評価

4.0
 パイレーツ・オブ・カリビアン第2弾 デットマンズ・チェスト!

 
 今回は、新しいキャラクターがたくさん出てきます。海を支配する男デイビー・ジョーンズ。海の怪物クラーケンに、傲慢な東インド会社のベケット卿。ジャックと親交のある謎の魔女ティア・ダルマ。おまけに、謎の島での謎の民族にまで捕まってしまったりと、盛りだくさんでしたね。

 ストーリー的には前作の方が好きでしたが、迫力からすると、かなりグレードアップしていました。特に今回は、船での戦いが凄かったです。と言っても船と船との戦いではなく、クラーケンとの戦いが凄かったですね。


 〈以外ネタバレ有り〉


 何度観ても、ジャックには惚れ直してしまいます。あの何にも縛られず自由に生きてるところが、やっぱり好きです。色々と恨みをかってる人は多いですが、「ここぞ」っという時にやってくれます。今回も、最後のクラーケンとの戦いで、1人ボートで逃げるんですよ。始めて観た時は、「嘘だろジャック、逃げるのかよ!」って心の中で叫びましたが、、、彼は誰もが知る男、キャプテン・ジャック・スパロウ。あのエリザベスの銃を拾って、弾を火薬に命中させるシーンはカッコ良すぎました。今作では、1番好きな場面です。

 その後の、クラーケンがジャックを飲み込むシーンは、気持ち悪かったですね。すごーく臭そうです笑。個人的にジャックの次に好きなのが、ギブスかな。いつも、いい事言いますしね。
「船を捨てる、希望を捨てるよりはマシだ。」
「あいつが消えて世界がちょいと寂しくなった。最後まで、振り回されたが、律儀な男だったからこそ、船に残ったんだ。」
ギブスとジャックの関係性は、良いですね。ギブスが優しいすぎるんです。ジャックからしたら、あんないい乗組員いません。あんな良い相棒ですかな。

 終わり方は、ずるいですね~笑。これ2作目を観て、3作目を観ない人は、いないんじゃないかって感じですよ。あんな結末を迎えたら、次が気になって仕方ありません。最後にバルボッサ出てくるし、ジャックを取り戻す旅に出るって言うし。最後のノリントンがベケットに心臓渡すシーンもありで、当時は早く公開されるのを楽しみしていた記憶があります。

 この頃は、ストーリーが繋がってる映画では「ハリー・ポッター」も毎年楽しみにしてました。最近では、「スターウォーズ」が終わり、「アベンジャーズ」も終わり。20年くらい前では、「ロード・オブ・ザ・リング」もあったな~と。個人的に今は、「ファンタスティック・ビースト」くらいなので、何か三·四部作くらいの映画で、面白いやつ出てきて欲しいと願っております。
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