空中を漂う綿毛のように捉えどころのないジャック・スパロウはじめ魅力的なキャラクターなど1作目のいいところを残したまま魚類と人間を融合したデイヴィ・ジョーンズ率いるフライング・ダッチマン号の乗組員とアクションのスケールアップが印象的。
中でもチャンバラアクションがとても秀逸。「早く決着つけてくれよ」と思ってしまうアクションも多いと感じる中これは箱を巡って三つ巴になって戦うことで奪い奪われのめまぐるしい展開でずっと見ていられるような飽きの来ないアクションシーンは見事な出来栄えでした。
フライング・ダッチマン号の乗組員の見た目の気持ち悪さもあるけどちゃんとマヌケ要員がいることでコミカルに楽しめるところもgood。
これ観たら続編観なきゃいられない展開なところがちょっと減点。