ほんちゃん

アクセル・フォールのほんちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

アクセル・フォール(2021年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤から内容が錯雑しており作品に入り込めなかった。高層ビルのエレベーターで起きる恐怖体験を謳っているが、ファンタジー内容に変わる。アリスの持つ自然の力が物語の軸として、ストーリーが進んでいくため作品名を“アクセル・フォール”としたのが最大の失敗だと感じる。誘拐犯がエレベーターにアリスを監禁して起こるアクションの表現が雑であった。作品名通り高さを売りにするなら、“エレベーター”という場の設定を辞めた方がよかった。エレベーターだけでは、高低の表現が難しかったと感じる。周囲が暗く、鉄骨だらけで高所であることが分かりにくい。落ちていくエレベーターの中でアリスが打ち付けられるシーンを見るだけになっていたのが低評価。恐怖感が全く伝わってこなかった。アリスの叔父が誘拐犯であることや叔父に扮した誘拐犯の会話内容が予測できる内容で薄い。
最後に、自然の力を“使い世界を救う”までの内容に発展する急展開に驚きを隠せなかった。
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