takanoひねもすのたり

劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [後編] 僕は君を愛してるのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

3.5
きっと何者かになれるお前達に告げる!



後半にある実写?シークエンスが、映像がとても良い。キャラ不在、街の風景が細かいカットで流れてゆくところ。
あとピクトグラムを使った絵は今見直してもセンス高いなあと思った。 

乗り換え後の、お兄ちゃんズのお手紙シーン、良いよな。彼らが存在した証は残ってる、手紙と陽毬の額のキズに。

以前なら新規分含めて考察(再)感想、長文を書いただろうなあと思うけど、林檎、罪(愛)を分かち合う、運命と輪廻、辺りで思考を遊ばせているとそれで落ち着いてしまう……明文化した方が自分にとって良いんだろうけど。

TV版の時、選ばれる(見つけてもらえる)≠見えなくなる(存在しない子供)という世界、10年後の劇場版は"一度愛された記憶がある子供は強い(だっかな……台詞ウロ覚え)"そこが大きい違いかも知れない。