作品のタイトルが良い。
一気に興味を持ってしまう。
さて内容は熊本県に住む67歳の普通のおばちゃん。20歳年上の姉が在日朝鮮人と結婚。結婚後しばらく経ってから北朝鮮へ移住した。その姉と58年ぶりに再会するため北朝鮮へ行くドキュメンタリー作品。
ミサイル問題、
拉致被害問題、
容易に往来できない、
容易に連絡できない、
何かとお騒がせな近くて遠い隣国。
再会に至るまでのエピソードで気持ちを高められて対面した場面には涙が溢れてしまった。肉親の再会に涙腺が弱くなってしまったかもしれない。
再会の実現に至るには、きっと多くの苦労があったであろうと想像する。
国交正常化が図れないからこそ、国家で問題を取り組むのではなく、民間で取り組む姿に賛同する。
拉致問題の場合は日本人妻問題と違って、もっと北朝鮮側で動きが取りにくいと想像する。仲介者へ裏金を渡すなどして、被害者家族と会うぐらいはなんとかならないものかなぁと思ってしまう。