このレビューはネタバレを含みます
完成披露試写会で見させていただきました。
最初は豪華な俳優陣たちの恋愛映画なのかなーと思っていたのですが、小説の内容や、予告を見て、「自分に当てはめたら…」の視点ではなく、でもリアリティーがある、そんないろんな感情の湧く映画なのだと感じました。
広瀬すずさん演じる更紗と横浜流星さん演じる亮との関係のズレや、日常の生活から更紗の気持ちがここで変わったのかななど、考えながら見ることができました。個人的に横浜流星さんの亮は心に残るものがありました。
また、松坂桃李さん演じる文もどんな人柄か、統一感があってすぐ映画に入り込むことができました。松坂桃李さんが試写会で「今までで一番大変な役作りで実際に寝泊まりなどもした」とおっしゃっていたように、本当に文の人柄が一つ一つ行動に現れていたと思います。その文を支えていた多部未華子さん演じるあゆみもその立場になったら私もそうするだろうなという、ある意味この映画は現実的な感情を表したものになってると感じました。
少しベットシーンもありますけど、それも吹っ飛ぶくらい内容の濃い2時間半でした。
もう一度見たいです。
