原作は読了済み。
「怒り」の李相日監督!期待の鑑賞です。
若干一番最初に出てきた製作総指揮のクレジットが気になった笑
製作総指揮って何なんですか。どなたか教えて下さい。
原作を読んでいるのでどうしても比較してしまうのですがさすが李相日監督!
原作の雰囲気を見事に演出していました。
そこに撮影監督のホン・ギョンピョ。
かなりの相乗効果です。ストーリーとも合ってたのですがいい意味での暗い映像というか。ストーリー✕演出✕映像の相性マックスです。
ただやはり映画の脚本に変更されているので「あのシーンないのかぁ」とも思ってます。
・文が何故更紗の住んでいた街にお店を出していたのか
・文と更紗と同僚の子供との交流
・更紗の社員の話(お金の問題)
などなど・・・
もちろん追加のシーンもありました!
そのシーンはかなり圧巻!ここまで描いた監督凄い!!
あと現在と過去が交互に描かれるのでその流れは個人的にん〜と思いました。
誘拐事件の真相を徐々に徐々に明かしていきたい演出だったのか。
原作のテーマの一つは真実と事実は同じではない。
そのもどかしさも描いてたと思うので。
そこは、弱いかなぁと思いました。
偉そうですみません!!!
現在と過去が交互に描かれた演出で何故かそのメッセージが薄まってると思ってしまいました。
原作の答えというかあえて描かなかったことを映画で描かれているシーンがあるのでそれに応えた松坂桃李さん・・・すごすぎ。
ただやはり原作のラストも良かったなぁ。
3人で会っているシーンとか。
二人の真実を知っている人が1人いるということが。