まっと

流浪の月のまっとのネタバレレビュー・内容・結末

流浪の月(2022年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

絶対嫌なこと言ってくると思った店長が優しかったところがなんか一番人間信じようって思えた

生きてるだけで罪みたいな性癖を持って 生きてるだけで罪なのか 彼が苦しんだことも深い思慮と優しさで人に接したことも、それで確かに一人の心を救ったことも全て「下心があったかもしれないから全部悪いこと」になるのか 分からなかった その性癖は絶対に満たされてはいけないし社会が許してはいけないものだ それは絶対にそう でも彼がしたこと全てが罪になって責められてよいものになるんだろうか……彼はあのとき命を摘み取られたらよかったのだろうか……全然分からん
まともに人を好きになれない人は、これから人を傷付けるかもしれない人は、一生責められるべきで生きていってはいけない 何をするか分からないから じゃあ多分亮くんも摘み取られるべきだ 子供を捨てて男に走る母親も? じゃあ職場の同僚の人も亮くんの母親も たかひろも みんな生きてないほうがいい……
※小児性愛を肯定してるんじゃなくて、映画の中で描かれた「(一応)実際にはまだ何もしてないけど、社会に許されない暴力をいつか振るうかもしれない人間」に対する社会の目線が……怖かった……

ただやっぱり文がリカちゃんと二人きりになったときにありえん緊張感が走ったから更紗はもう少し考えて行動してくれ

あと本筋関係ないけど亮くんの実家のあの賞状と一族の写真の圧〜〜〜〜〜一番オギャ〜〜〜〜て死にたくなった あの圧めっちゃ削られる
まっと

まっと