エレジア

流浪の月のエレジアのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
2.9
監督李相日「怒り」の雰囲気を醸してて良かったけど、「怒り」ほど入り込めない。ネットや当時の事件報道、一般人の記憶、ポスト、落書きが、事件の規模的に違和感。あと落書きの内容が、いかにものこの手の映画に出てくるお決まりパターン。リアルさに欠ける。あと突然、東京の洗足池でボートを漕いでて、あれ、ここどこの話だったっけ?ってなった。
それと肝心な最後の部分(まさに部分)が、よく見えず、話の流れからなんとなくの想像はできたがモヤモヤしたので、音声ガイド入りのトラックで見直すと、今度は身も蓋もない露骨な表現でスッキリするものの、映像だけのぼかす表現の方がよかったなと
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