MINAMI

流浪の月のMINAMIのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
4.0
李相日監督

個人的な正しさを共有することや、個人的な間違いを認め合うこと、一言で言うならば、価値観の共存。これはとっても難しいことで、本当はみんな罵り合う必要もなかったはずが、分からないから怖くなっちゃってさ。
僕は僕で君は君だという、ただそれだけだったのに。

松坂桃李パイセンは冷淡な役が似合う。
大きな木が茂っているところの裏にある、もう25年はそこから動いていないらしい大きな石くらい冷たくて静かな表情だった。凄い。
過去と現在のカットをバラバラに差し込む感じ好きでした。
MINAMI

MINAMI