本屋大賞を取った作品、絶対見ようと思い、映画館で観た作品。
残念ながら小説を読む機会がなく映画での初見。
幼くして両親が亡くなり…、もう、ここだけで辛い。こどもが育つのに、やはり環境って大事で、ただ、やはりいつか失うもの失われるものってあるから誰しもが辛い局面に遭うときに、救いの手が欲しい。
文の行動は確かに軽率であり、間違っている。警察に、保護団体に、連れて行かれるのが世の流れだけど、その人にしかわからない痛み、苦しみをその行政はわかってくれるのか。
きっとこんな現状があって、声にも出せないでいる。そう想像してSOSを拾える世の中のしくみを願いたい。
ラストの文の姿がなんとも恐ろしかった。
松坂桃李、やりすぎだ。
横浜流星の演技が凄すぎてファンが減ったらしい。それくらいリアリティありすぎた。
