かつて「誘拐犯」と「被害女児」として
扱われた〈許されない〉ふたりの物語ー。
2020年本屋大賞受賞の凪良ゆうの
ベストセラー小説が原作。
見えているものは表面的な一部で、
当事者にしか知りえない…
それぞれの演技が上手で見入ってしまった。パートのおばさんやメディアの騒がしさと、文と更紗の静かさが対象的で綺麗だった。
更紗が可哀想な気持ちはわかるが、余計な行動(?)も多くてたまにイライラした。…
世間一般から見たら、法律で考えたらそりゃあそういう判断になってしまうよね、、本当のところは当事者にしか理解できないけれど、、という点では「正欲」と似ているかも。
こちらの方がわかりやすい。
ストッ…
このレビューはネタバレを含みます
他人の不出来をあらぬ形でふたりが背負わされているかんじ。価値の見いだせない世界でお互いの存在が唯一ともいえる救いだったのかなと。ふたりにとってどれだけ優しい世界だったとしても、社会と世間の目が加わる…
>>続きを読む「流浪の月」製作委員会