カルロスあきお

ARGYLLE/アーガイルのカルロスあきおのレビュー・感想・評価

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
3.9
映画で鑑賞

キングスマンの監督、マシュー・ヴォーンの最新作。
大人気スパイ小説「アーガイル」の作者のエリーは猫と暮らす普通の女性。
小説の内容がある組織の内情と同じとのことから命を狙われることに、、、

映画全体にマシュー・ヴォーン節が散りばめられていてアクション、ストーリーの進むスピードともにキングスマンに似ている印象。

アーガイルという小説内のキャラクターがヘンリー・カヴィルなのがとにかく熱いし、相棒のスパイをジョン・シナなのも熱すぎた!

ストーリーは進むにつれて二点三点するのでネタバレ厳禁な映画。
「そーきたか!」と思う展開もあり、個人的にはめちゃくちゃ楽しめましたが、キングスマンくらい最高か!と言われると少し見劣りしちゃう印象でした。

小説家のエリーをブライス・ダラス・ハワードはとにかく表情豊かな方で少しぽちゃっとした印象もありましたが、めちゃくちゃキュートな方だなぁとよりファンになりました!

サム・ロックウェルは若干頼りなさそうな雰囲気だけど、やる時はやる!ような役がめちゃ似合う!
今作のエイダンもそんな雰囲気なキャラクターでした。めちゃくちゃ良き(^^)

今作はキングスマンと比較されがちな印象で、アクション展開で「そんことある!?」と思うようなシーンもあるが、これがマシュー・ボーン映画だ!と楽しめばめちゃくちゃ楽しめる映画だと思いました。

猫ちゃんのアルフィーは猫好きも猫好きじゃなくても可愛いと思えるし、めちゃくちゃ活躍もしていたからめちゃ良かった。

音楽でも楽しめる映画でアクションシーンにはめちゃくちゃマッチした音楽が音ハメのように流れるので無条件でテンションが上がりました。

スパイ映画として他と比較してしまう箇所もあるが、万人がしっかりアクションを楽しめるし、色とりどりの色彩で目も楽しめる最高な映画でした。